2019年03月02日
四季の薬膳~春~

薬膳もやっぱり”季節に合ったものを食べる”
昨日の”花粉症”に特化した記事がありましたが、本日はもっと詳しくその実際をお届けしてみたいと思います。
復習がてらね!!
さて、動物が冬眠から目覚め、日照時間が伸び、木々の芽吹きなど、自然界では、
【陽気】
が増えます。
人は自然の一部と考える中医学では、
人も同様。気血が体表に集まり、新陳代謝が盛んになり、細胞が活性化つまり、”陽気”が増えます。
春は、”木”に属し、五臓では、”肝”との関係が深く、また「風(シレっと侵入)」の象意もあります。
春風は、下から上へ吹く
通り、正気が弱っている人の身体に容易く侵入し、上半身に症状が現れます。
〇春に起こりやすい症状
〇肝の経絡系トラブル
肝臓、目、筋肉、胆のう、爪のトラブル、イライラ、ストレス、自律神経の不調
風の邪気は良く動く
頭痛、のぼせ、くしゃみ、鼻(花粉症)、インフルエンザですが、この時期は不思議と胃腸のトラブルが少ないのが傾向です。
〇春おすすめ食材
昨日のブログ
「花粉症対策の薬膳はこれ!」
http://kagoshimaramenoishiihanashi.chesuto.jp/e1585661.html
でもご紹介しましたが、肝に関する
クコの実、黒ゴマ、牡蠣、ハマグリ、ほたて、あわび、すっぽん、イカ、菜の花、空心菜など旬の青い野菜、また、肝の熱を冷ます、
セロリ、トマト、菊花、決明子、くらげ、あわび、はまぐり春菊、クチナシの実、タンポポ、山菜
そして、発汗作用のある、お馴染み
ねぎ、ショウガ、シソ、コリアンダー
などになります♬
よく食卓に上がる食材ばっかりでしょ?
この時期は、陽気が身体をめぐる邪魔をしないように、
「辛味+苦味」
の組み合わせが◎
辛味は発散力、苦味は下降させる性質があります。
また肝機能が活発になりやすいため、甘味もほどよく摂るとお腹を補います。
中華料理でも、春は肝が活発になるため、肝に入る”酸味”を。と勉強しますが、
あまり強くさせ過ぎないよう、酸味もほどほどが良しとされています!
〇春に食べすぎ注意の食材
羊肉、えび、唐辛子や激辛もの、または逆に冬瓜やきゅうりなど極端に身体を冷ますもの
昨日は人のサイトばっかりコピーでしたがww今日は真面目にやったぜ!!!
それでは以前からここでも発信しております
自炊!!!
の参考までに♬
それではそれでは♬
薬膳アドバイザーSHIGE★OJI