2019年03月05日
心理学の”日々の生活の改善に役立て方”

さて!昨日に引き続き”認知心理学”が生活に役立つと言う記事を書いて行きたい訳ですけれども、
昨日の必要条件、十分条件ですが、(4枚カード問題ね)
相関関係があると言う1つの事例のみで、
たった1つの因果関係は導けない!
考えに偏りを生じさせる
確証バイアス
をご紹介しました。
もう一つわかりやすく。例えば、
「AならばBである」
と言う命題において、
〇BならAである→これを”逆”
〇AでないならBでもない→これを”裏”
〇Bでないなら、Aでもない→これおを”対偶”
と呼ぶのですが、
「AならばB」が真実ならば、対偶は常に”真”であり、逆、と裏は”真”であるとは限らない。
つまり昨日の4枚カード問題の正解は、
逆、と対偶
であったわけです。
また飲酒問題にすることで、正解率が上がることを
「主題化効果」
と言います。
武道の技の使い方、身体操作などによく、
自然現象や、生き物など、ありとあらゆる
”例え”
で表すと、
さっきまで出来なかった人が【今】パッと出来るようになる
ことがありますが、このような効果が日常に現れる場面は多いと思います。
これは、スキーマと呼ばれる知識の集合体が関わっていると言う説がありますが、
難しくなるから割愛するね
昨日、今日のまとめ
一般的に人は
【自分の仮説を支持する証拠に注目しがちになる:確証バイアス】
があり、思考が偏っていると有効な結果をもたらさないことのほうが多く、正しく見極めるには、仮説に合わない
”負”の事例検証にも目を向ける必要がある
~主題化効果~
知識が増えることでより、正しく考えることが出来るようになる♬
なので勉強大事よ♬
と言うお話でした。もうこれだけでも十分生活に活きる認知心理学が学べたと思いますが、
明日は、【問題解決】と言うテーマを認知心理学でご紹介してみたいと思います。
ちょっと難しいけどきっとお役に立てると思います♬