2019年01月28日
スポーツ栄養学「栄養と筋トレについて」

~運動強度も高けりゃ良いってもんじゃ無い!~
こんにちは!SHIGE★OJIです!
先日個人用のFacebookでもニュースで一言あったのですが、筋トレにおいて、
「どれくらいの重りやれば良いの?」
って結構分からないもんです。答えから言いますと、
強度が高ければ筋肉もより合成する
しかし、高けりゃ良いってもんじゃ無くて、
最大挙上量の60%を過ぎると、75%、90%と上げても合成速度は上がらない。つまり、
頭打ちになる
ことが分かっています。
~強度も良いけど”量”もね~
ここで高強度トレーニングの問題点を見てみます。
●時間が無く、自宅でトレーニングしたい人はダンベル等がどんどん増える
・事故やケガの可能性
筋トレを始めたら、慣れて来るに従い、負荷を強くしてゆかなければなりません。こなし運動になると、筋肉は成長しないのです。
結果ダンベル等が増えてしまいコストがかかることに。
また筋肉痛が強くかかると、回復に時間が長くなってしまい、持続力の低下に繋がってしまう可能性が高くなります。
~運動量を考える~
最大挙上量(%1-RIM)
1回だけ持ち上げられる最大重量が100kgだとして比較してみます。
・70%1-RIM:70kg×10回=700(疲労困憊)
・50%1-RIM:50kg×14回=700(より沢山運動できる)
50%1-RIMのほうが、筋肥大すると言う結果があります!
なので、強度も大事だけど、”量”も大事よ!と言うことが言えます。
高齢者にもおススメなのが、
伸縮性バンド

を用いた筋トレ!
伸縮性バンドの%1ーRIMは約40%でいわゆる中強度のレジスタンス運動ですが”マシン”を使った強度より低くとも、
十分に筋肥大を起こすことが出来ます。
強度設定はバンドの長さで調節するために、「主観的運動強度」と言いますが、怪我や事故も少なく、施設に通う必要も無くどこでも、いつでも運動が出来て、全身のトレーニングをすることが出来ます。
※当ブログでは持病の無い中年オッサンが元気な高齢者で過ごすことを目標とした「食」と「運動」に絞って公開しています。
アスリートや、スポーツ、武道を行う未成年の皆さんは各先生、監督、コーチの指導をお父さん、お母さんと共に、しっかりと受けて下さい。
それでは明日は、おそらく皆さんが一番知りたい効果的な
筋トレと組み合わせるたんぱく質の質と量、タイミングについてお届けいたします!
食は心技体の基礎!
運動も大切ですよ~!