2018年09月12日

鹿児島ラーメン王決定戦【比較】大つけ麺博ラーメン日本一決定戦~その2~

カテゴリ【鹿児島のラーメンを盛り上げるにはどうした良いか?委員会】

「鹿児島ラーメン気になる話」でもご紹介しましたが、こちらの記事を今一度♬

「大つけ麺博」が挑むラーメンイベント「原点」への回帰
https://news.yahoo.co.jp/byline/ymjrky/20171014-00075828/

こちらの記事が何を言いたいか?と言うポイントは(以下引用)

〇ラーメンイベントにおいて「イベント慣れしたラーメン店による「巡業化」:個人店は基本的に出店をしない為に、イベントでは見慣れた店が並ぶ。

〇「主催者側はその売上げから会場設営や運営、広告、会場スタッフの人件費などを捻出する」:ラーメン店から出店料を取る形になるので、ラーメン屋は儲からない。【広告】として割り切って出店する。

結果。外食産業や、店舗展開しているイベント慣れした”お馴染みの”ラーメン店の出店が目立つ事となる。


そこで、「大つけ麺博」は問いかけるラーメンイベントの原点回帰」として、

「お気に入りのお店に出逢う為のお祭り」と言うことをコンセプトに、ルールを明確にして、また、やり過ぎるラーメン店をけん制するような形をとるようになった。以下である。


〇売価を下げ、一杯の量を減らし、食べ比べが出来るようにしている

〇ラーメン店で販売されている同じラーメンである

〇過度なトッピング、味玉さえも禁止

〇意図的な行列作りの禁止


つまり、出店するラーメン店は、

素直に「宣伝に来ました!」と言って自己責任で出場出来るのである。

今年も予選参加は、自由にエントリー出来るところからスタートし、WEB投票にて本選行きが決定する。私はこのスタイルがこれからのラーメンイベントの主流になると思っている。(後で確認・回収したいので書いておきます)


ちなにみ「気になる話」でもご紹介した

「北九州ラーメン王座選手権」でも、

〇3杯で1000円 ※当日一杯400円

〇出店は募集で決められる。

〇前回優勝店は出場できない。

となっている。



さてさて、我らが鹿児島ラーメン王決定戦である。


出店するラーメン屋はこちらもある意味。募集方式だ。

「イベントに出たがっているラーメン屋」が得票数で分かる。ホイホイとはそう言うことだ。


まともに「鹿児島のラーメンキングを選ぶイベント」にする気はサラサラ無い状態で

なぜかランキング上位の店が多く出店していくる。お店も毎回ほぼほぼ変わることは無い。


いかに多くの県民が選んだかのように演出するかが重要である(笑)


離島勢はそもそもどうやって投票すれば良いのか?私にはわからない。

また、前回の上位入賞者は、票稼ぎに目一杯集客してくれるため、次の年も強制的に駆り出される。

こちらのルールは実に良く出来ている(笑)

来場者や、ラーメン店のためのイベントでは決して無いことはルールで明確なのだが、テレビにも出れるし、出店者はみんな頑張ってしまう。それほどラーメン店で生きると言うのは(人によっては)大変なのだ。


しかし鹿児島県民もバカばかりでは無い。(と思う)

このまま、ラーメン王が信憑性に欠けた価値の低い番組だと多くの県民に認識された時、もしくは飽きられた時。 イベント成功の為に”担保”にとっていた


「ラーメン店のリソース」

をどうするつもりだろう?


しかしこれは今後の構成を見て置けば分かる。

プライドを捨て、全国のラーメンイベントのルールに寄せて来た場合は、今後も継続する気が満々だ。逆に態度を変えずルール変更ナシなら、

「短期売り抜き」の可能性が非常に高い。

その時「盛り上げよう!」と力を合わせ、大きなリソースを支払ってきた出場ラーメン店が大きく信用を失う。それが業界全体として大きなダメージになることを、みんな不安にならないのか?と思う。関わっていないオマエがと言われそうだが、関わっていなくとも業界にダメージがあると言うことは関係者でなくとも「被害、損失」がある。

現実に「日本一決定戦」は鹿児島勢は本選出場を逃している。


薩州麺業連絡協議会でも私は

「集団でどのように生き延びて行くか?」

を常に提案してきた。そして伝わらなかった(笑)私は鹿児島のラーメン業界が


「いかにしてラーメン王になるか?」にリソースを費やして疲弊する無力な人達の比率が上がるのが嫌なのだ。



個人店よりリソースが豊富な【外食産業】、もしくは「自ら出場したい」と言う個人店でやるお祭りイベントを、

「鹿児島ラーメン王決定戦」

とやられると、鹿児島ラーメン業界にとってはマイナスのほうが多く、はっきり言って迷惑なのだ(笑)


自分や、一店舗だけの老舗のように、個人レベルで毎日幸せに暮らしている店主や家族は良い。

しかし集団で考えると、「パイの奪い合い」だと思っているイキリラーメン屋の比率が増えるのは良くない。

「いじめ」の構造になってしまうのだ。

だから平気でカマしてくるようであれば必ず、

「やりかえさない」とならなくなる。

僕らがしっかり発信しなければならなくなる。世の常と言ってしまえばそうなのだが、実に面倒なのだ。

「鹿児島ラーメン界の盛り上がり」を本気で口にするなら、もう一つ次数を上げて考えなければならない。


ラーメン屋のスズメの涙程度の利益を毟り取るための言葉では無いのだ。




と。言うことで、これ以上固くならずに、みんなで


「鹿児島ラーメンを盛り上げるにはどうすれば良いか?」


をこれからも考えて行きましょう♬



今回はコメント開けておきます。ご意見よろしくお願いします!ってまだそんなにアクセス無いんだけども(笑)