2019年03月09日
稲森和夫と嘉納治五郎

鹿児島県出身で人生の大先輩
稲森和夫さんの本
規模の大小を問わず。経営者なら読んでおきたい本です。
ここではさすがに全てを記述する訳にもいきませんので、稲盛氏のその経営学を少しだけご紹介したいと思います。
是非買って呼んで下さいね!
「物事の判断にあたっては、つねにその本質に遡ること、そして人間としての基本的なモラル、良心にもとづいて”何が正しいのか?”を基準として判断することが最も重要である。」 稲盛和夫 実学P21より
「いくら常識だからと言っても、”道理”から見ておかしいと思ったことは、必ず最後にはおかしいと世間でも認められるようになる」
と自信を持った。 稲森和夫 実学 P28
「虚栄心が強い経営者であれば、その企業は見せかけだけ飾られた、ぜい肉だらけのものになるだろう。経営者は実力以上に見せようとする誘惑に打ち勝つ強い意志を持たなければならない」 稲盛和夫 実学 P80
「少しくらいの不正には目をつぶろうと言う雰囲気が生まれると、やがて組織全体が膿んで行き、いつか必ず会社の屋台骨を揺るがすほどの問題になって行く」稲森和夫 実学 P158
「そもそも資本主義とは利益を得る為なら何をしても良い社会ではない。参加者全員が社会的正義を必ず守ると言う前提に築かれた社会であり。厳しいモラルがあってこそ初めて正常に機能するシステムなのである」 稲盛和夫 実学 P161
まさに
精力善用
自他共栄
ですね。
人間だれしも”見栄”があります。
しかし、
実力以上にそれを見せ掛ける。
そして、道理的に
”おかしい?”
と思うことは、今は騙せていても、最終的に”おかしい”と世間でも認められてしまう。
自信のエゴを、どんな手を使ってでも
と言う考えは、
じわじわと自身を追い詰める
これからも誠実性を一番にして私は行きます。
Posted by SHIGE★OJI at 08:00